Contax iiaのアクセサリー、ターレットファインダーの修理。
西ドイツのアクセサリーについて。
まずはCONATEST。西ドイツ製のコンタックス用の接写装置。使用方法は簡単で、外バヨネットに眼鏡みたいなものをつけてレンズにクローズアップフィルターを付けます。SBOOIと違ってレンズを外す必要がないので手軽に使用することができます。
続いてターレットファインダーについて。経緯として、世界の中古カメラ市のジャンク籠からOpton製のターレットファインダーが。値段は相場の1/8程。びっくりして中を見ないで購入して分解したら...
プリズムを固定するパーツが欠品してました。購入するときに店員さんから「宇宙が見えるよ~」と。なるほど。そういうことだったのかと。
1.目的
パーツの足りないファインダーのリペア。及びパーツの作成。
2.製作道具及び材料
・3Dプリンタ(NOVA 3D)
・UVレジン(灰色)
・CAD(Fusion360)
3.製作方法
CADを用いて図面を起こし、光造形にて製作する。
4.使用図面
5.製作結果
現物合わせとなってしまった。原因として採寸に誤差が出てしまったと考えられる。プリズムを外して寸法を測定した結果、プリズムとの幾何公差を考慮せず図面を起こした為はまりきらなかったと考えれる。
7.組立結果
ガタつくことなく組み立てることができた。これにより通常使用に問題ない程度のものとして仕上がった。
これらを用いて撮影をしたっけかをいかに示す。Kodak ProImage100を使用した。
1.Contax iia + Sonnar50/1.5 CONTATEST 庭園美術館にて。
2.Contax iia + Sonnar50/1.5 CONTATEST
3.Contax iia + Color-Skopar 35/2.5
4.Contax iia + Sonnar50/1.5 CONTATEST
5.Contax iia + Sonnar50/1.5
6.Contax iia + Sonnar50/1.5
7.Contax iia + Sonnar50/1.5
8.Contax iia + Sonnar50/1.5 開放
9.Contax iia + Color-Skopar35/2.5
10.Contax iia + Color-Skopar 35/2.5
11.Contax iia + Sonnar50/1.5
12.Contax iia + Sonnar135/4
13.Contax iia + Sonnar135/4 スモモの花。
今回は実験レポート風に。
ALPA ALNEA Mod7 + Nibag (Helios 81N 50/2,Fisheye Nikkor8/2.8)
またまたALPA 。
今回は前に紹介したNikon用のバグを使って撮影したのでそれについて。
一本目はヘリオス81N。ソビエト製FマウントカメラKiev19についているレンズです。レンズ構成は恐らくBiotar型かな...?勉強不足です。絞りの粘りがいまいち治らないので実絞りの二バグで使用しました。
ファインダーの十字水準。結構役に立ちます。
二本目はFisheye 8/2.8。すっごくでかいです。
前玉がものすごくでかく、使うのに苦労します。
ファインダーからはこんな感じで見れます。
今回も業務用100で撮影。
1.ALPA ALNEA mod.7 + Helios 81N 小淵沢のほうで撮影。4月終わりなのに桜が要塞てました。
2.ALPA ALNEA mod.7 + Helios 81N 富士山の良く見える神社へ
3.ALPA ALNEA mod.7 + Helios 81N 開放にて撮影。これはうーん。
4.ALPA ALNEA mod.7 + Helios 81N ぐるぐるしてます。
5.ALPA ALNEA mod.7 + Helios 81N 昇仙峡へ
6.ALPA ALNEA mod.7 + Helios 81N
7.ALPA ALNEA mod.7 + Fisheye Nikkor 8/2.8
8.ALPA ALNEA mod.7 + Ai Nikkor 28/2.8S
9.ALPA ALNEA mod.7 + Ai Nikkor 28/2.8S
10.ALPA ALNEA mod.7 + Helios 81N
11.ALPA ALNEA mod.7 + Helios 81N
思ったより暴れ玉でした。Fマウントにあまりないタイプなので是非是非。
Petri FT
栗林写真機から....。
Petri FTです。栗林写真機のカメラは「性能はニコン。価格は半額」というキャッチフレーズで売り出しました。どうも安物カメラという偏見が抜けず、「扱うだけで各がさ下がる」と扱ってくれる店が少なかったとのこです。ペトリ本社の近くに住んでた方の話を聞くと、「カメラが好きでも使いたくなかった。いつも上層部ともめて何の起業家いまいちわかっていなかった」等と。良くも悪くも安かろう悪かろうだったとか。
ペトリカメラの中でも数少ない1/1000を搭載したカメラです。1/1000を出すためにほかのモデルに比べて大きくなっています。
レンズはOrikor50/2。これが意外と良く写るんです。
今回はKodak Color plus200で。安価なカラーフィルムがなくなり寂しいところです。
1.Peteri FT Orikor55/2
2.Peteri FT Orikor55/2 町にポイ捨てされたごみ。
3.Peteri FT Orikor55/2 秋葉も変わりましたね。
4.Peteri FT Orikor55/2 原神。
5.Peteri FT Orikor55/2
6.Peteri FT Orikor55/2 武田神社の裏
7.Peteri FT Orikor55/2 御屋形様の通り道。
8.Peteri FT Orikor55/2
9.Peteri FT Orikor55/2
10.Peteri FT Orikor55/2
安かろう悪かろうなんて偏見を持たずに如何ですか?
Nikon L35AD (ニコンピカイチ) と壊れたコンパクト(35Ti.T Scope)とおまけ(CONTAX T2)
最近コンパクトカメラが流行ってますね。このジャンルでは色々あったのでそれもついでに。
一番最初に使ったコンパクトは京セラのSlim T。海外ではYashica T3という名前で売られてました。Zeissの広角28mmのTessarがついていて良く写ります。
1.Fuji SUPERIA PREMIUM400.T Scope
2.Fuji SUPERIA PREMIUM400.T Scope
このカメラ、入れた27枚撮りのフィルムで写っていたコマが4つしか無くて驚きました。ネガを見るとほとんどがバルブになっており、真っ白なコマになっていました。コンパクトは壊れやすいと謳われていたのでこんなものなのかと。
たまたま友人から譲って戴き、使いました。こんな高級カメラを使う日が来るとは...。と思い、ワクワクしながら使いました。針の表示がかっこよく、結構なお気に入りでした。
撮影結果はとても良く、写りに喜びましたが....。
二本目からレンズが痙攣し始め、勝手に多重露光やシャッターを切らないでフィルムを送り始めました。
そんなこんなで本題です。ここまで散々な目にあわされていたコンパクトに気になるカメラが一つ。Nikon L35AD。初代ピカイチです。積んでるレンズはニッコール千夜一夜物語の33回目で紹介されており、気になっていました。
と言いつつ、人気が上がりすぎており手を伸ばすのを躊躇っていたところをFFさんが譲ってくれたので使うことができました。
ファインダーもシンプル。大体のところを教えてくれるのでピントを外されても許せそう。初期のAFなので過信せず。
気に入っているところは感度を任意に設定できるとこ。長巻のモノクロで詰めるパトローネを間違えてもリカバリが効く。
と、コンパクトに信頼がなかったので生きてればラッキーの気分で1本。最初の試写は毎回おなじみの業務用100。そろそろ次のフィルムを探さなきゃな...と。
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これが思ったよりピントが合ってびっくり....!
おまけにもう一つ
今人気のT2を友人から借りて撮影しました。
16.ILFORD XP-2 400 SUPER
17.ILFORD XP-2 400 SUPER
やっぱりコンパクトは安心して使えるOH品を使いたいものですね。
ヨドバシカメラ (YASHICA 108 Multi Program)
お久しぶりです。今回は面白いカメラを。
その名もヨドバシカメラ。あの家電屋のヨドバシカメラが30周年の記念にヤシカと連携して、作られたカメラです。
このカメラはヤシカコンタックスマウントの「YASHICA 108Multi Program」というカメラの銘板を、本来は「YASHICA」のところを「YODOBASHI」にしただけです。
その為、裏蓋は京セラAFと同じ規格なのでよく見る京セラ30周年の裏蓋をつけることができます。
セットのレンズはこれまた108と同様、[MC ZOOM 28-80]です。作例を載せますが微妙に良く写るレンズです。
業務用100似て撮影、すべてプログラムオートで。
1. 以前FFの皆さんと鶴見線沿線フォトウォークをしたときに。国道駅にて
2. 先の後に。
3.扇島から歩いたところの工場にて。
4. 昭和島付近にて
5. 昭和島駅付近にて。東京モノレールの車両の陸送準備を終えた後でした。
6. 昭和島から平和島へ。運送会社が並ぶ街並みから住宅地へ移り変わる過程を楽しめます。
7.その付近にて。ノリがいいですね。
次はヤシ今プラナーなんてつけてみたり....!!!
ロマンスカーミュージアムへ (SR-1.MC Rokkor 28/2 55/1.7 100/2.5)
今回はたまたまMC Rokkor28/2を入手したのでMinolta一式で。
MC Rokkor28/2。今回のシステムはこのレンズをメインで。
MC Rokkor 55/1.7。どこにでもある標準レンズ。祖父からの譲りもの
MC Rokkor 100/2.5。これも祖父からの譲りもの。100mmは使いやすくて便利。
今回は博物館ということでタングステンフィルムのCinestill 800tを。
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入口のモハ1は撮影ミスにより最初の三並びから
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SE車の前に来場記念写真用の看板があります。
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SE車、乙女号。
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NSEえのしま号。
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SE車の車内。デッキにしか入ることができません。
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SE車の側面。
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HiSEは先頭車全域に入ることができます。
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HiSEの展望席。先客が他社のペンギンを並べてました...(笑)。
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HiSEの側面幕。少し汚れてます。
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RSEの車内。ダブルデッカーは階段降りたとこまで。
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二階の模型コーナー
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屋内でオレンジランプが多いミュージアムでは、タングステンフィルムとの相性が抜群でした。
ロマンスカーミュージアムはとても面白かったですが、少し物足りなさを感じました。敷地が小さいので、ゆっくり写真撮りながら見ても3時間ほどでお腹一杯になるまで回ることができます。シュミレーターは抽選で、ワンロットあたり2人しか当選しないので殆どといってもいいほど当たりません。
初日ということで人が多かったので、落ち着いたらまた行こうと思います。
Miranda Sと桜
先日行われた大規模ジャンク市で拾ってきたカメラです。一度目に行ったときにボディと50/1.9。翌日にプリズムファインダーを入手し、撮影に行こうともう一度ジャンク市を覗いたら135/2.8が……!
プリズムファインダーに載せ替えるとMiranda Tによく似ています。違いはスローシャッターの有無だそうです。絞りは実絞りでエバーリターンミラーです。
背面にモデル名の刻印。
このモデルの国内向けの物はウエストレベルファインダーを標準装備していたうです。コンデンサレンズが分厚く、見る角度からは微妙にピントの山がわかりにくかったり…。
その分、プリズムファインダーは明るく使いやすいです。Tと同じファインダーなのかはわかりませんが時代を考えるとなかなかかと。
Mirandaのマウントはスクリューとバヨネットのダブルマウント。バヨネットは赤の指標に合わせて取り付けます。
また、緑の指標に合わせて取り付けることにより距離指標を90度回転させて取り付けることができます。縦位置で取るときに便利です。
某フォロワーさんと一緒に桜を追いに。
今回も業務用100を。いつまで在庫あるかな…と。
1.Auto Miranda 135/2.8 開放
ここで135mmを赤指標に合わせてつけたらミラーが帰ってこなくなり…。緑指標で取り付けたら問題なく使えました。
2.Auto Miranda 50/1.9
3.Auto Miranda 50/1.9 開放
4.Auto Miranda 50/1.9 開放
春休みのアメ横は賑わってます。
5.Auto Miranda 50/1.9 開放
最短より開放はかなり暴れます。
6.Auto Miranda 135/2.8
7.Auto Miranda 135/2.8
8.Auto Miranda 135/2.8
9.Auto Miranda 135/2.8
10.Auto Miranda 50/1.9
11.Auto Miranda 50/1.9
12.Auto Miranda 50/1.9 最短
13.Auto Miranda 50/1.9
上野駅の陸橋。
意外と面白く、他の焦点距離を探してます