にこるのぶろぐ

いきあたりばったり

Superb

今回は念願の二眼を。
f:id:Nikon_alice:20210325221351j:imageSuperbです。大方の個体にはSkoparがついてますが、今回はそれよりガラス枚数が多いHeliar付。有名な話ですが、Franke & Heidecke社が作った「RolleiFlex」で取った無数の特許を回避したカメラです。そう聞くと使いにくそうな印象ですが、とても使いやすいカメラです。f:id:Nikon_alice:20210325223405j:imageファインダーの中には水準器が入っており、水平が取りやすく便利です。個人的には方眼よりつかいやすかったり…。ビューレンズのHelomarはかなり廉価版レンズなので、ビミョーにピントの山が掴みにくかったり。
f:id:Nikon_alice:20210325223814j:imageこのCompurシャッターの数字が鏡文字で刻まれてます。f:id:Nikon_alice:20210325224003j:imageというのもプリズムを使って上から読めるように作られています。絞りダイヤルも数値が上から読め、使う人のことを考えられています。

f:id:Nikon_alice:20210325224237j:image最短にする程ビューレンズが下に下がりパララクスを補正してくれます。テイクレンズ、ビューレンズはギアで連動するので大方の個体は両方共グリスが劣化してかなり重くなっています。整備された個体だと驚くほど軽く、驚きました…。

f:id:Nikon_alice:20210325224744j:image二眼レフにしては珍しくフィルムは横送りになっています。フィルムのセットは6*6の1番まで送り、上のフィルムカウンターをリセットします。その後、撮影したあとは巻き上げレバーをカチャカチャしてカウンターを2番へ。そうやってコマを送ります。

他にも推したいポイントが多いのですが、キリがないので撮影結果を。フィルムはKodak Portra160。

1.1/250 F5.6
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2.1/250 F11
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3.1/250 F8
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4.1/250 F5.6
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5.1/250 F5.6
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6.1/250 F5.6
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7.1/50 F3.5
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8.1/250 F11
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9.1/250 F11
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10.1/250 F11
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11.1/250 F5.6
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